LMOJメカニカルリンクセミナー受講生の声を紹介します。
全ユニットを検査できるようになってからは、疑問は消え施術にも自信がついてきました。
八島 広明
理学療法士
『メカニカルリンクを学ぼう!』と決めた最大の理由は、メカニカルリンクのテキストでコンセプトを知ってからでした。
①全身を約400箇所に細分化して、全ての部位にテンションテストを行い、
②抑制テストでそれらの病変の強さの順位を明らかにし、
③一次病変に対してリコイル(矯正)を行い、
④再検査して、全身のオステオパシー病変がリリースしていれば終了。
メカニカルリンクを知るまでは、どう検査を進め、どの機能障害から施術し、どこまで施術すれば終わりなのか?という疑問が常にありました。
全ユニットを検査できるようになってからは、その疑問は消え、むしろ施術にも自信がついてきました。
更に今では、日本人として初めて、フランスのメカニカルリンク公認の指導者となった堂畑先生が指揮を執る、メカニカルリンクチームジャパンが国際セミナー中のテーブルトレーナーだけではなく、国際セミナー後のステップアップセミナーでも、正確な病変の捉え方などを、手取り足取りご指導して下さるので、臨床で悩みながらも、セミナーの度に成長を感じられます。
全ユニットを施術することが出来れば、本当に驚くような奇跡が起こり始めます。
しかし、触診テストの手数も多く、臨床で使わないでいると忘れてしまって、挫折してしまう。
以前までは、そうだったかも知れませんが・・・
今は、
『分からなければ質問できる先生が日本に居る。』
『練習をしたければ、近くにメカニカルリンクを勉強している仲間が居る。』
これからメカニカルリンクを学ぼうとしている方、病変の検出や手順などが分からなくて挫折してしまっている方の再スタートにとっても、今がまさに絶好のタイミングだと思います。
患者さんだけでなく自分にも負担が少なく治療でき効果も絶大ですので、まさに一生モノの治療技術だと思います。
清瀬 淳史
理学療法士
メカニカルリンクと出会って
2017年2月の、ショフール先生によって行われた講習会に参加したのが、初めてメカニカルリンクに触れたきっかけでした。幸運なことに、ショフール先生に治療して頂く事が出来ました。これが、自分にとって治療家としての大きなターニングポイントになりました。
ショフール先生は、非常に軽いテンションで、全身を検査し、当時は何か良くわからない治療(後にリコイルと知る)を受けると、日が経つごとに、身体が楽になっていきました。
その後も、ショフール先生から直接、テクニックの理論や方法を教えてもらい、メカニカルリンクの魅力に惹かれ、自分もこの治療を身につけたいという思いで、2月のセミナーを終えました。
その後、臨床に戻り、実際に習った手順でメカニカルリンク を行っても、全然出来ない。検査の質や、治療の精度が低く再現性がほぼないといった状況ですので、当たり前の結果だと思います。日々、練習を繰り返し行いますが、限界がありました。
セミナー後に行われる、ステップアップセミナーを受けてみると、自分でわからないことを、堂畑先生と北内先生を中心に、メカニカルリンクチームの皆様がとても丁寧に、自分で理解出来ていなきことを、詳しく教えてもらいました。
少しずつわかってくると、練習にも身が入るようになり、今では、毎日復習と練習をするのが日課になっていますし、それをするのがとても楽しいです。
そして、「関節離開と骨内力線」「頭蓋」「内臓」のセミナーを続けて受講し、セミナー後に開催されるステップアップセミナーにも必ず参加しました。自分の勉強は、メカニカルリンクを中心に軸を通す事が出来て、非常に充実した治療家人生を過ごしています。
圧縮、牽引など、テストは至ってシンプルなのに奥がとても深く、上手くなればとても再現性の高いテストが行えます。治療においては、リコイルという非常に軽い力で行えるので、患者さんだけでなく、自分にも負担が少なく治療でき、効果も絶大ですので、まさに一生モノの治療技術だと思います。
今後「動脈」「神経」のセミナーが予定されているので、確実に自分のものにしたいと思います。
私個人の意見としては、全てのユニットを受けて、ようやくスタート地点に立てると思っています。
受けた事に満足せず、今後も自分の治療家人生をかけて、メカニカルリンクの技術を磨き続けます。
そのぐらい、メカニカルリンクには価値があると思います。
メカニカルリンクチームの素晴らしい皆様のお力をお借りして、切磋琢磨出来る環境ですので、これから受講される皆様も、一緒にメカニカルリンクを日本に広げられるように一緒に頑張りましょう!!
途中からの参加をためらわれる方もいるかと思いますが、途中から参加された方でも学びやすい環境だと思います。
鈴木 稔也
あん摩マッサージ指圧師
【メカニカルリンクを学んで】
私は、2014年にジャパントラディッショナルオステオパシーカレッジ(以下、 JTOC)に入学をしました。その時点では、メカニカルリンクの名前は聞いたことがあるものの実際にはどんな手技なのか、わかっていませんでした。
入学した後に、北内先生が行うメカニカルリンクを目にする機会があり、なぜ
この様な手技でこんなにも変化が起こるのか、不思議に思っていました。
またその一方で、流れる様な検査と綺麗なリコイルを行う姿に憧れを感じてもいました。
JTOCでは、色々な手技を毎月の様に学び、自分の治療に落とし込んでいきました。JTOCで学んだ基礎から応用のテクニックと臨書方法論をもとに仕事を行ってきました。さらに自身の治療の軸を構築し、ブラッシュアップしていくには自分にとってどんな形の手技が合うのか?もしくはやりたいのか?そんな自問自答 を繰り返している時に、必ず浮かんでくるのが、メカニカルリンクを行う北内先生の姿でした。
そして、そのタイミングで2017年3月のセミナーの案内が届いたので、 これは行くしかないと決断し、セミナーに参加しました。
セミナーに参加するまでは、検査が多いので覚えるのが大変だという話を聞いていたので、とても不安でした。しかし実際に学んでみると確かに検査の数は多いのですが、検査の順番などは流れが良く考慮されており、体の部位ごとに分けて学ぶことができるので、一つ一つしっかり練習をすることで、検査を覚えることに大変さを感じませんでした。
また、コンタクトも的確に学べるので、触診の練習にもなり、これはメカニカ ルリンクに限らず、他のテクニックにおいても非常に役立つものでした。
これまで、脊柱から始まり、四肢、頭蓋、内臓と学んできました。まだ、神経 や脈管系を検査することができないので、本当のプライマリー病変を見つけること は出来ませんが、それでも、足関節の制限が頭蓋領域の病変へのリコイルで解消さ れたり、歩行が困難な股関節痛がある方の腸骨に対してリコイルをした際に、その瞬間に痛みがなくなったりと、メカニカルリンクを臨床に取り入れることで良い結果に繋がっております。
メカニカルリンクは、堂畑先生を筆頭にリンクチームが組織されており、その方々がセミナーの際には、トレーナーとしてアドバイスをしてくださるのですが、 技術的なことだけでなく、学びやすい環境づくりにまで気を配ってくださります。 そのおかげもあって、メカニカルリンクのセミナーは会場全体の雰囲気が良いので質問もしやすく、みんなで上手くなろうという空気感に繋がっているのではないかと感じております。
ですので、途中からの参加をためらわれる方もいるかと思いますが、途中から参加された方でも学びやすい環境だと思います。
最終的には、メカニカルリンクで全身の全てを治療できるのが理想ではありま すが、まずは、学んだ部分だけでも治療に取り入れたりすることもできますので、 少しでもメカニカルリンクにご興味をお持ちの方は、細かいことは心配せずに受講してみても良いのではないかと思います。
また、私と同じようにご自身の治療に軸が欲しいと思っていらっしゃる方にも メカニカルリンクは、お勧めしたいと思います。
患者さんにどこまで何を治療すれば良いか、それが全部決まっているのが魅力の一つだと思います。
二瓶 唯
柔道整復師
私がメカニカルリンクに出会ったのは以前働いていた治療院です。
ある日、治療院の先生がいつもと違う施術をしていることに気づきました。
軽いタッチで全身を検査し見つけた病変を弾いて終わり、最初見た時はこれは何の施術なのかなと不思議に思っていましたが、びっくりする事に何年も首の痛みに悩んでた人がその一回の施術で痛みが無くなってしまったのです。
とても驚き、すぐに私も施術をしてもらいました。実際受けてみると、なぜ患者さんが良くなったのかが理解できました。
検査の段階から身体が軽くなっていき、最後リコイルをしてもらった時には波が伝わるように刺激が全身に広がって身体が良くなっていくのが分かりました。
メカニカルリンクは全身を検査するので見逃しがないですし、正しい検査を身につければみんな同じ結果が得られます。今日は患者さんにどこまで何を治療すれば良いか、それが全部決まっているのが魅力の一つだと思います。
また私は身体が小さいので体格差がある患者さんに対しての施術がいつも大変でしたが、リンクを使うようになってからその心配がなくなりました。リンクなら体格差は関係ありません。
いつも通り検査をしてリコイルすればどんな患者さんでも同じ結果を出せます。ぜひ女性にリンクをオススメしたいです。
患者さんにどこまで何を治療すれば良いか、それが全部決まっているのが魅力の一つだと思います。
桑田高行
カイロプラクター
メカニカルリンクを受講して
自分は、カイロプラクティックの5年生の学校を出て、卒後アプライドキネシオロジーやキャリッ ク神経学を軸に勉強を続けてきました。
7年前オステオパシーに出会い、JOPAでオステオパシー の勉強を始めJTOCにも1期生とし入学し学んでいる過程です。
今まで自分なりにいろんなテクニックを勉強してきましたが、一番壁にあたったのが体の不調 の真の原因はなにか?そして、どのようにそれを見つけ出すのか?です。
メカニカルリンクのすごいところ
オステオパシーを学び始めて、一番わかりづらいところは、プライマリー病変です。検査していくと体中に悪いところが見つかり、その中で一番悪い病変を特定します。その判断材料の中の一 つとして、圧痛、非対称性、組織の質感、可動域で一番悪そうなところをプライマリーとすると 教えられています。
TARTで判断した場合、機能障害がたくさん見つかり、その中でプライマリー病変を見つけよう としても甲乙つけ難い場合どうするの?患者さんの病歴をとっていき、その中で自分の中でストー リーを立てて診断するとしても、それは主観が入りすぎて、客観的な判断ができていないんじゃ ないかというのが自分の中でのもやもやしたところでした。
メカニカルリンクに出会うまでは、治療して一つ悪いところを消してみて、他の機能障害が取れていたらプライマリーだったということだよなと、後付の診断になっていました。
でもメカニカルリンクは違います。全身約400箇所の検査を行い、悪い箇所を何箇所か見つけ、抑制バランスという技術を用い、その中で一番わるいプライマリー病変となるものを見つけていきます。
僕は、 メカニカルリンクでここが一番好きなところです。いろいろテクニックを勉強してきましたが、本 当にプライマリー病変を見つけるテクニックやそれを学べるセミナーはなかなか無いと思います。
メカニカルリンクの雰囲気
メカニカルリンクのセミナーはファミリー感があります。通常 のセミナーだと、特に所見の人は質問がしづらかったり、アウェイ感を感じたり、居心地が悪いと思いますが、このメカニカルリンクのセミナーではそういった雰囲気は感じられません。
どんどん質問してもいいし、同じ目線に立って教えてくれます。メカニカルリンクを通して仲間として 迎え入れてくれる感じがします。とくにオステオパシーの世界では、はじめての参加者にはどうしても馴染みづらく、排他感を感じることが多いです。こういった、ファミリーとして迎い入れてくれるセミナーは、珍しいので僕の中で居心地の良いセミナーです。